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2004年11月の11件の記事

2004年11月27日 (土)

炎のオーラ

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教科書やプリントを読ませるとき、「静かになるまで読み始めない」というのは、大切ですね・・・え、常識?すいません、恥ずかしながら私、この大切な事実に、つい最近気づきました。

ざわついていたら「静かにしなさい」と言って、しばらく待つ。シーンとなったら、読み始めるよう指示する。これは、かなり効き目があります。その前まで騒々しくてずっと雑談のやまないクラスが、こんな簡単な対処で驚くほど静かになりました。

一歩引いて考えると、これは「習慣」の問題ですよね。「この先生の授業では、読むときは、静かにしなければダメなんだな」という習慣を、いわば「定着」させるわけです。

この「習慣定着」というやり方は、授業中に何かを読むとき以外の場面にも、適用できそうな気がします。例えば掃除、暴言、非礼行為といった事柄です。こういう事柄をきれいに処理できる人が「怒り上手」と呼ばれるのかな・・・

もう一つのポイントは、対応の仕方です。「何もせずに待つ」=「間接的に怒る」というのは、ひょっとしたら良い方法なのかもしれません。つまりどういう感じかというと、腕組みして教室をにらみつけ、その背中からメラメラと炎が立ち上る。そんな雰囲気を手軽に出せたらいいんですけどね(笑)

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2004年11月22日 (月)

ウルトラミラクル数学学習法

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激しく日々感動日記:ウルトラミラクル数学学習法

これはナカナカに大胆な提案ですね。でも、かなり面白いことを言っています。乱暴にまとめるなら「受動的学習よりも能動的学習の方が、効率が良い」「学校の授業は受動的学習」「したがって、学校の授業は不要」ということです。これは、俺もその通りだと思います。俺自身、受動的学習(話を聞くだけ)は大嫌いです。

ただ・・・話を聞くだけの授業が好きな子も、どうやらいるみたいなんですよね。どれくらいの割合なのかはよくわかりませんが、確実にそういう子はいます。巣で親鳥を待つヒナ鳥たちのように、口を開けてエサが突っ込まれるのを待っている・・・というと語弊がありますが、要は興味がないんですよね。

これが本当に、全然ない。まったくないんです。いちばん困ります。あの手この手で話をして、興味を喚起してあげなきゃいけないわけです。でも、自分は理科の先生になったぐらいだから、興味は初めから持ってました。だから、どうやれば興味を喚起できるかなんて、正直な話、さっぱりわからないんです。ああ、あの子、また突っ伏して寝てるよお・・・困った、困った。

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2004年11月20日 (土)

やってられん!

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3時からレポートの採点を始めて、終わったのは夜の9時であった。休憩は、ほとんど取っていない。クタクタのボロボロになった。3クラス分なので、5クラス全部やったら10時間かかっていたことになる・・・ハッキリ言って、やってられない。

時間がかかることも苦痛だが、さらに苦痛なことに、この採点作業は、ツマラナイコトこの上ない。なぜなら、変化が、バリエーションが、ないからである。たまに面白いレポートもあるが、ほとんどはありきたりの内容で、ありきたりの同じコメントを何回も書き込むことになる。

コメントを書き込まずに評価だけ付けるという手もあるのだが、そうすると生徒は改善点がなんなのかわからない。コメントを書き込み、さらに返却時に1人1人アドバイスする。ここまでしないと、あとで自力でレポートを生徒が書き直すのは難しいだろう。

だが、全員ここまでしなければならないのだろうか?将来きちっとした報告書を書く機会がある生徒は、全体の3割もいないだろう(これはちょっと微妙)。丁寧にレポートの書き方を指導する対象は、一部の生徒だけでいいはずだ。

生徒全員にとって大切なことは、実験を成功させるインセンティブが設定され、実験からわかることがちゃんとわかれば、それで良いのである。なにも、カッチリとした報告書の書式を押さえることまで、できるようになる必要はない。

さあ、どうしたものか・・・

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2004年11月18日 (木)

ウサギとカメ

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三浦哲の教育を変える方法日記:「ゆとりvsつめこみ」の前に・・・

こちらのblogは最近知ったのですが共感するところも多く、興味深く読ませて頂いています。

授業のスピードですが、「無駄をなくすべき」という考え方には大賛成です。確かに公立学校には、改善すべき時間の無駄が色々あるような気がします。チャイムが鳴ってから職員室を出る先生がいることや、会議が定刻に始まらないことは、公立学校の時間のルーズさをあらわしていると思います。

しかしその一方で、特に公立でスピードが遅くなるのは、能力の低い生徒にあわせているからではないんでしょうか?習熟度別を導入すれば話は変わりますが、現状ではクラスの中にとんでもなく能力の低い子も混じっており、ある程度遅くなるのは仕方のないことだと思うのですが・・・

さらに踏み込むと、公立学校では授業が上手くても大して評価されないというムードがあるような気が、最近しています。それよりももっと重要な課題があるからです。それは何かというと、公立学校で第一に評価されるのは、問題生徒への対応だということです。

最近ショックだったのは「先生は授業好きみたいだから、がんばってみたらいいんじゃないですか」と言われたことです。その方はまったく悪意なしに言ってくださったと思うのですが、良い授業をするためにがんばろうと思っていた俺にとってはショックでした。授業が好きな先生は、ひょっとしたら少数派なんでしょうかね。

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2004年11月16日 (火)

教えて市役所!

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市役所の環境局で、水生生物による環境調査のやり方を教えてもらった。自分で調べるとかなり時間がかかりそうだったので、失礼を承知でお願いしたのだが、忙しいなか1時間も対応して頂いて、本当に助かった。ふーむ、市役所には、こういう使い方もあるのか・・・ふっふっふ。

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2004年11月14日 (日)

レポートは高等技術?

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実は3週間近くレポートの点検をためていた。情けないことに、どう採点するかを決められず、なんとなく先送りし続けた結果である。決められなかった原因は、以前、あるベテラン先生に「どう改善したら良いかが明確でない採点は、意味がない」ということをアドバイスされたことである。おかげでどう返したら良いか、わからなくなってしまった。

結局、赤ペンでコメントを書き込んでから1人1人改善点を指示しながら返すことにした。廊下に机と椅子を出し、1人1人呼んでアドバイスする。いわば面談形式である。

やってみると、これは意外に良かった。面談形式だと、こちらのアドバイスが相手に入っていく手応えのような感じがある。ただし、時間はかなりかかってしまった。40人返すのに1時間まるまる使ってしまった。なんとも一長一短である。

その後、ベテラン先生にレポートについて聞いたところ、「レポートは高等技術だから、1クラスに5人、ちゃんと書ける生徒が育てば良いのではないか」という意見を頂いた。うーむ、確かに、そんな気がする。

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2004年11月12日 (金)

図書館でバッタリ

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水質調査の件で図書館に行くと、メンバーの1人が資料探しに来ていた。期末試験前の休日を割いて作業に当たっているのが、なんとも嬉しい。とりあえず一緒に資料を探してコピーして、図書館を後にした。しかし、普通の調査資料などを読むことが中学生にできるのだろうか?指示は、どれくらい出したらよいのだろうか?うーむ・・・暗中模索の日々は続いていく。

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2004年11月10日 (水)

時は金なり

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1週間ぶりの部活は、散漫なものとなってしまった。限られた時間をしっかり使っていない。どうやら間があくと、部員たちのテンションが落ちてしまうようだ。こういうときは、顧問が少しエネルギーを多めに割いて、テンションを上げてあげるべきなのだろう。しかし、俺のテンションも誰かに上げてもらいたいのだが・・・おっといかん、話がいつの間にか別の方向へ。

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2004年11月 6日 (土)

可哀想なメダカ

先日、メダカの実験をした。実に単純な実験で、ビーカーに1匹メダカを入れて、中の水をガラス棒でかき混ぜると、メダカが流れに逆らって泳ぎ始めるというもの。単純すぎてあまりウケないだろうと俺は思っていた。ところが、あとで感想を読んでみると生徒たちは思いの外この実験を楽しんでいたようだ。感想の中には、

「流れに逆らって泳いでいる様子は、可哀想だったけど楽しかった」

というなかなか微妙なことを書いている子もいて、将来が楽しみ・・・なワケないでしょう!

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2004年11月 5日 (金)

女子と老人と川

ある休日の午後・・・近くの川へ3人の生徒たちと出かけた。水質調査チームのメンバーだ。

川で生き物を捕り、持ち帰って名前を調べ、環境指標動物であるかを確認する。ある生徒は、ズボンどころかパンツまで濡らして川の中に入り、川の中に目をこらし、生き物を捕っていた・・・おいおい。

思うに、この調査のやり方は、生き物好きの生徒にとっては、パックテストよりはるかに面白いだろう。


橋の上から5才くらいの女の子が、声をかけた。

女子「何がとれるのー?」
生徒「エビとかだよー」
女子「へー」

通りがかりの老夫婦が、水槽をのぞきながら聞いた。

老人「エビとかかね?」
生徒「ええ、まあ」
老人「ほー」

・・・なんだか平和な休日の午後であった。

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2004年11月 2日 (火)

助走が肝心

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うちの学校では今、有志の生徒が数人集まって、学校の近くを流れる川の水質調査をやろうという話になっている。有志の中にはかなり成績の良い生徒も何人か混じっており、かなり期待の持てるチームである。11月中旬には実地調査を行うことになっており、そのための打ち合わせを今日の放課後にパソコン室で行った。だが、ふたを開けてみると・・・

誰も何もやってきていない!

図書館に調べに行く生徒はまだ行っておらず、調査試薬の使い方を勉強してくるはずの生徒はまだ読んでおらず、しかも試薬そのものは家に忘れてくる始末。しかもメンバーの1人が骨折して学校を休んでしまった。途方に暮れる俺の前で、他のメンバーがパソコンに向かい絵を描き始め、話し合いに参加しようとする姿勢は微塵も感じられない。そして、別のメンバーが今夜のテレビ番組の話をし始めた・・・おいおい、いーか、この際ハッキリ言わせてもらうが、

今夜のアニメの心配してる場合じゃぁねぇだろおおお!もっと別のことを心配しろおおお!

と、ブチ切れることも考えたのだが、ここで俺が切れても士気が落ちるだけ。結果として、計画が音を立てて崩壊するだけ。拳を握りしめつつ、グッとこらえる。とりあえず指示できる範囲で指示を出し、解散した。やれやれ、やんなっちゃうなぁ。

思うに、計画を進める上ではイヤなことやめんどくさいこともやらなければならないので、どうしてもある種の強制力が必要になる。そこで、計画がスタートする前に意思確認を丁寧にやって、あるていど強制力のモトを作っておくべきである。具体的には「最後までやる」と決意表明させるような形になるだろう。そういう強制力をしっかり作っておくことが、計画の推進力となるような気がする・・・って、こんなこと言っても、結局、あとの祭りなのだが。

やっぱなんでも、

最初が肝心

だよなぁ。

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